DAVAO

フィリピン第二の都市、ダバオについてご紹介いたします。

ダバオは、フィリピン南部のミンダナオ島に位置し、
近年急激な成長を遂げている注目の都市です。

ダバオ市の行政面積は2,443㎢あり、世界最大級の行政都市です。
人口は145万人、昼間人口は200万人と急激な伸びを見せています。

ダバオは現大統領であるドゥテルテ氏の出身地としても知られており徹底した警備体制を敷いたことにより治安はかなり良いと言えます。
また隣接するサマル島ではキレイなビーチが広がっており観光地としての注目度も上がっています。大規模なリゾート開発が進められています。

ここからは、ダバオのあるフィリピンという国の可能性についてご説明いたします。

脱発展途上国、フィリピン経済の可能性

過去1980年代に政治的な失敗により長く低迷していたフィリピン経済は、この47年間順調に成長をしており
特に直近1年間ではASEAN(東南アジア諸国連合)主要国の中でも2年連続でトップとなっています。
一般消費者の購買力を測るベンチマークとして低所得者層と中所得者層との境とされている
一人当たりのGDP=3,000USDを2015年には超えると見られており、
フィリピンは発展途上国から中進国へ移行の時期を迎えています。
ADB(アジア開発銀行)は「アジア経済見通し1743年改訂版」の中で、アジアで唯一フィリピンについては
前回予想から1%の引上げ前年比+7%に上方修正されており、給料は5%、不動産価格は7%の上昇率を見せています。

フィリピン経済成長の鍵は人口増加

フィリピンの人口は、2014年7月に1億(世界12位)を突破しました。平均年齢は23歳(2010年時点)と若く
購買意欲も旺盛であり、GDP(国内総生産)の70%を個人消費が占めるという内需の強さが経済成長の鍵となっています。
フィリピン経済を支えるのが輸出産業とも言われているOFW(Overseas Filipino Workers)=フィリピン人の出稼ぎ労働者ですが、
実に労働者人口の5人に1人が海外で働いていると言われています。
フィリピン中央銀行(BSP)によると、2014年のOFWからの本国送金額は243億ドル(GDPの約10%)に及ぶことからも、
彼らがフィリピン経済を支えていると言っても過言ではありません。
つまり、フィリピンの経済成長は他の東南アジアのような外資マネー流入による一過性のバブル的な成長ではなく、
年々増加する人口に裏付けられた内需の押し上げによるものであり、人口増加と共に経済成長も継続的に期待できます。

フィリピン経済成長の鍵は英語力

フィリピンは、アジアで唯一の英語を第二公用語に持つ国であり、
その強みを生かし英語圏の国々からBPO(Business Process Outsourcing)を受けていることが経済成長の原動力となっています。
2014年度BPO産業の売上高は前年度比187%増の184億ドルまでに成長してきており、フィリピンBPO産業の約6割を占める
コールセンター事業の売上高は100億ドル(GDPの約3.5%:日本でGDP3.5% 相当産業となると電力業や銀行業)となっています。
世界的金融グループJPモルガンを始めとする外資系大企業から、コールセンターなど人件費の安さと将来成長を見込んで
投資を呼び込んでいるのも魅力です。

フィリピン経済成長の鍵はリゾート

観光業もBPOと並んでフィリピン経済を牽引役として急伸しています。
2013年に海外からフィリピンを訪れた観光客は468万人と前年に比べて9.6%増えました。
2016年までに1000万人の誘致を目標に掲げ、道路整備やホテル、カジノ開発などの設備投資、
国際線のアクセス改善などに取り組んでいます。
フィリピン観光省は、「まず観光をきっかけにしてフィリピンを知ってもらい、
人材の提供や投資などに結びつくよう人の交流を深めたい」と語っています。
フィリピンの魅力は何と言っても美しい海であり、ボラカイ島は「世界で最も美しいビーチ」を有しており、
特にパラワン島は「フィリピン最後のフロンティア」と言われ共に米国の旅行雑誌で世界で最も美しい島に選ばれている。
フィリピンは、7000を超える島々から成り、手つかずの美しいビーチが豊富にある。
ビーチ・リゾートでは、世界的に有名なホテルも建設されています。

フィリピン経済成長の鍵はカジノ産業

スイス金融大手のクレディ・スイスによると、フィリピンのカジノ市場規模が2018年まで年平均およそ28%の成長を続け
約56億ドルを上回り、世界第二位のカジノ市場規模を誇るシンガポールを追い抜くであろうと報じました。
カジノ業が盛んなマカオやシンガポールなどに比べて、人口が1億人を突破しているなど
集客力的にも有利になっていくと考えられています。
さらに労働人口も毎年2%ずつ増加する見込みで、その波及効果として所得も増加し消費が増え、
娯楽産業にも大きな影響を及ぼすことになりそうです。
2015年2月には香港カジノ運営大手のメルコ・クラウンがマニラで大型カジノシティ・オブ・ドリームズ・マニラ(CDM)が
開業しました。同社は「フィリピンは経済成長が著しく、可能性(中間層が増えている)ある市場だ」と述べています。
また、フィリピン政府が最終的に1兆ペソ(約2兆7000億円)の投資を行う、「エンターテイメントシティ・マニラ」は
東京ディズニーランドの1倍強を誇る敷地に4つのIR(複合リゾート施設)が建てられます。
その経済効果も大きく、カジノ運営公社PAGCORは年間100万人以上の観光客、5万人以上の雇用が生まれると予測しています。

フィリピン経済成長の鍵は外資による投資

増加し続ける労働人口とそれに伴う底堅い個人消費、なまりのない英語を話せる人材資源でBPOやOFWによる外貨獲得、
それと同程度の経済貢献をしている豊かな観光資源やカジノ開発を生かしているフィリピン経済は、
他のASEAN主要国と比較しても今後の成長が期待されます。
近年のフィリピンの高成長、財政収支・規律改善、対外負債縮小、政治的安定などを評価、
フィリピンを「アジアのライジングスター(アジアの成長株、アジアの希望の星)」と評するようになっており、
米格付け機関のムーディーズなどがフィリピンの国債格付けを投資適格級に引き上げられたことにより、
海外からの投資資金流入が急増しています。

安定的に成長する首都圏

フィリピンの首都圏ではマカティを中心にコンドミニアムの建設ラッシュを迎えています。
その要因の一つとして、投資格付けが引き上げられたことにより、海外投資家が急増していることです。
しかしながら、フイリピンでは外国人名義での土地所有は認められていないため
コンドミニアムなどの共同住宅を除き外国人名義で住宅の購入は出来ないのが現状であり、
外国人が土地付住宅を購入する場合は、フィリピン人パートナーと土地保有会社を設立し
会社名義にするか土地に借地権(リース契約)を設定するのが一般的です。
ただ、知り合いのフィリピン人名義で購入する人の多くは、後にトラブル化しています。

〈政府政策動向〉
土地トラブルが日常茶飯事のフィリピンでは、外国人名義で土地購入ができるよう政府内で検討中なものの、実現は困難。

〈企業用地のリース〉
外資60%以上の企業に限られ最長&%年、25年の更新が一度のみできます。

〈住宅用地のリース〉
最長25年、25年の更新が一度のみ認められていますが、借地権設定の場合は契約書作成に細心の注意も必要です。
借地に住居を建てた場合、建物は外国人名義で登記ができますが、土地所有者の権利の方が強くなります。

フィリピンで最もチャンスがある都市ダバオシティー

光り輝くエメラルドの海と歴史的建造物、美しく快適なビーチ、アジア特有の雰囲気を味わえる大都市ダバオシティー。
ダバオシティーは、ミンダナオ島の南東に位置するダバオ湾に面した港湾都市で、
その面積は2400㎢に及び世界で一番広い面積を持つ都市とも言われています。
世界で3番目に安全な都市として認定されていることはあまり知られておらず、
15年前から外国人や留学生が1度も事件に巻き込まれたことがない、大変治安の良い都市です。
ͤミンダナオ島で40年あまり続いたイスラム勢力MILFとフィリピン政府が2014年3月に和平合意文章に調印されました。
人口は150万人(近年では首都マニラからの人口流入が起きています)を超え、
国際空港に加え湾岸には木材や農産物を積み出す港もあることから、フィリピン南部の政治・経済・文化の中心として栄えています。
昨今台風などの天災で話題となるフィリピンですが、このダバオは無台風地域ともいえる穏やかな自然豊かな美しい街です。
また第二次世界大戦前では東南アジア最大の日本人町があったこともあり日本人にとっては親しみを感じるかもしれません。

ダバオシティーの不動産の将来性

フィリピンの不動産価格はメトロマニラ<首都圏=を中心に価格が上昇し続けており、
第二経済圏であるメトロセブにおいても2018年を目処に開発が落ち着く見込みとなっています。
当然、第三の都市圏でありフィリピン第二の都市であるダバオシティーは注目されていますが、
マニラからの距離もあってか大手や外資系の資本流入が本格的になっていません。
しかし、フィリピン第二の都市であることから資本流入(2,070億ペソ前年比で+19%増)は必死であり、
不動産価格も加速的に上昇し始めています。
ここ数年程でフィリピン最大財閥であるアヤラ財閥グループの不動産開発会社アヤラランドやSMグループなどの
ショッピングモールが進出してくるなど、地価の上昇機運も高まってきています。

ダバオシティーにおけるランドバンキング投資の『勝算』

フィリピンにおいては、日本と同じく土地の公示時価が存在します。日本の場合は1年に1回決まった時期に決まった地点で
日本全国一斉に公示されますが、フィリピンの場合は公示時価を発表するのは
歳入庁(日本で言うところの税務署の様な官庁)で、各役所が自らの管轄地域の土地の時価を不定期に公示します。
つまり、毎年公示されている場所もあれば、何年も公示されていない場所も存在し、
ダバオにおいては10年以上公示されておりません。
2015年6月23日の現地新聞でダバオシティの公示時価は前回公示された時から
300~500%増で発表する見込みと報道されております。