海外不動産

現大統領のロドリゴ・ドゥテルテがダバオ市長時代の施策により世界でも屈指の治安都市となりました。
喫煙の取り締まり、タクシーぼったくり禁止、１６歳未満の夜間外出禁止、麻薬犯罪の取り締まり等により犯罪発生率は激減し今や、東京と遜色ないレベルと言えます。タクシーに大金を忘れたお客さんが運転手にバックごと届けてもらったなどの話はよく地元ニュースでも取り上げています。（ダバオ以外の地域ではぼったくりがまだ多少あるようです）

ドゥテルテ大統領が元市長を務めていたダバオは、発展につながるインフラ計画が策定されて進んでいます。開発には日系企業も参加していて、フィリピン財閥のアヤラ、SMDCのショッピングモールも進出しています。不動産の価格がこのまま上昇しない訳がありません。日本の不動産ではほぼ見込めないキャピタルゲイン狙いでも物件によっては可能です。地元のニュースでは「ダバオ市の不動産価格が四半期で◯◯％上昇した」等の情報が飛び交ってます。

ダバオでは大型の都市計画が2013年に計画されました。2015年1月より実行に移されたDavao City Comprehensive Land Use Plan(CLUP)により行われていて現時点においてすでに着手されているものも多々あります。鉄道、バスターミナル、新空港、バイパス等の交通インフラ工事はじめ新庁舎やスタジアム、サマル島へのブリッジなどたくさんの施設がこれから誕生し、2022年には全く別の街へと様変わりする可能性を秘めています。

平均年齢が24歳と若いフィリピンは人口増加率も眼を見張るものがあります。GDPの70％が個人消費によるもので内需が強いのも大きな魅力です。また、一般消費者の購買力を測るベンチマークとして低所得層と中所得層との境とされる一人当たりのGDPは3000USドル。フィリピンは2858USドルでもうすぐ届きます。これは新興国から次のステージへ移行する時期を迎えてることになります。
※出生率は３％以上でASEAN1位です

フィリピンでは英語識字率が94％と高く、アジア圏では唯一の英語圏と言えます。また、その強みを生かして英語圏の企業からコールセンターなどのBPOの拠点として注目されています。中国が安価な労働力を武器に脅威的な成長を遂げましたが、フィリピンでも豊富な労働力が注目されていて外資系企業には大変魅力的です。

ダバオは北緯７度にあります。台風は北緯９度付近で発生し北へ進んでいきます。そのためダバオには台風被害がなく一年を通して気温、湿度、降雨量が安定しているので、比較的暮らしやすい気候になっております。気候が安定していると事業の予測がたてやすいので、漁業、農業等の産業には大きな利点といえます。